赤ら顔にレーザーシャワー・くすみにレーザーフェイシャル・ハリにタイトニングレーザー
ダウンタイムの少ない治療で
自然にそばかすやくすみ、
たるみ・小じわ、赤みを改善
目的に合わせて最適なレーザーを選定
こんな人におすすめ
- ダウンタイム(術後のかさぶたや赤み)の少ない施術を希望される方
- 長期的にアンチエイジングを行いたい方
- 月1回以上通える方
- 顔のうぶ毛ケアも一緒に行いたい方(レーザーフェイシャル)
- そばかすやくすみをケアしたい方(レーザーフェイシャル)
- 若々しいハリのある肌を求める方(タイトニング)
- たるみ・小じわ・たるみ毛穴・肌のキメ(タイトニング)
- 赤みのケアを行いたい方、赤みを伴う肝斑の方(レーザーシャワー)
目次
レーザーフェイシャル/タイトニングレーザー/レーザーシャワーとは
低出力のレーザーを症状の範囲全体に照射する施術です。術後テープ不要で、翌日以降に赤みや色素沈着などが基本的に残らないため、気軽に受けられ当日メイク可能なのが特徴です。1回で効果が出るものではなく、何回か繰り返していく事で徐々に効果を発揮していくので、月々のメンテナンスや次第に自然に変化していく治療を求める方に適しています。
レーザーフェイシャル/タイトニングレーザー/レーザーシャワーの効果
レーザーフェイシャル=くすみ、脱毛兼用
そばかすや、ルビーレーザー(シミのスポット照射)に反応しないような薄いシミ、くすみを徐々に明るくしていく事ができます。照射直後は反応した色素性病変が1-2週間ほど濃化する事があります。しかしシミのスポット照射の術後にある「照射後に何か月か続く色素沈着」が基本的に起きないのが特徴です。レーザーフェイシャル直後にイオン導入などを行う事で効果の増幅を計るといった事が他の医療機関で行われる事がありますが、当院では美白目的のケミカルピーリングとの組み合わせを推奨します。
このレーザーだけで肝斑の改善は基本的に望めません。照射により一過性に明るくなる事はありますが、肝斑は悪化要因が「紫外線+摩擦刺激+女性ホルモン」であるため、その原因が一生無くなる事はないので、継続的なケアが必要となります。そのため、肝斑に対しての照射は内服や外用治療をきちんとやった上で、さらに味付けとして行うような位置付けとなります。場合により肝斑が悪化する事例も美容皮膚科学会などで稀に報告されています。肝斑について詳しくはこちらをご覧ください。
この治療により、鼻下や顎まわりの毛に脱毛効果が同時に得られます。顔のうぶ毛もなくなるのでつるっとした肌触りになりますが、うぶ毛に関しては永久脱毛となる確率は低いです。逆に毛が抜けてしまっては困る所は照射を避けます。脱毛に関する仕組みや詳細はこちらのページをご覧ください。
タイトニングレーザー=肌のハリ
ネオジウムヤグという波長1064nmのレーザーで、皮膚の深くまで届く事を利用して皮膚の深部のコラーゲンに少しずつ確実に熱を加えて働きかけます。その結果、新陳代謝が高まり新しいコラーゲンが張り巡らされ、小シワやタルミが改善、頬もふっくらとして健康的な肌となります。血中のヘモグロビン色素にも反応し余分な毛細血管を縮小させるため、頬の赤みの改善も期待できます。一時的にはうぶ毛もなくなります(うぶ毛が永久脱毛になる確率は低いです)。
アンチエイジング(肌年齢の若返り)目的に繰り返し定期的に照射することで、キメの整った健康的な状態を保つことが可能です。エラスチンとコラーゲンが生成されるまで約2,3か月程度かかります。月に一回の治療を4,5回受けて頂くと改善効果を得られ、継続的な治療が必要です。
このレーザーは皮膚自体のたるみには効きますが、皮下脂肪や靭帯が原因となり皮膚ごと落ちてしまっているようなたるみはレーザーが届かない深い部分が原因となるので効かず、ハイフ(導入予定)・ヒアルロン酸によるフェイスラインの調整・フェイスリフト手術などをご検討頂くのが良いです。
赤レーザーシャワー=赤ら顔
ネオジウムヤグレーザーの深達度を利用してシャワーのようにレーザーを当てることで血中のヘモグロビン色素に反応し余分な毛細血管を縮小させるため、頬の赤みの改善が期待できます。
タイトニングレーザーと同様皮膚深部のコラーゲンに働きかけるので小シワやタルミにも多少良いです。
一時的にはうぶ毛もなくなります(うぶ毛が永久脱毛になる確率は低いです)。
月に一回の治療を4,5回受けて頂くと改善効果を得られますが、やめてしばらくすると赤みがまた出てくる事もあるため、改善後に再悪化が見られる方は頻度を多少あけてでも継続的に照射する事を推奨します
IPL・光治療・フォトフェイシャルとの違い
IPL・光治療・フォトフェイシャルは同じもので、ここではまとめて「IPL」と呼びます。
レーザーとIPLは、根本的な機械の仕組みとして「波長」と「パルス幅」が異なるので、効き目が異なります。
レーザーはシミ、ニキビの赤い跡、しわなど治療したいものの種類や色に応じて機器を選び、その標的のみに反応します。逆に、例えばシミ専用のレーザーはニキビの赤い跡には効きません。
IPLは、レーザーと違っていくつかの種類の光がまとめて出るので、「1台でシミにも赤みにも効く」といった文言になりえます。しかし、シミに効く光の成分や赤みに効く光の成分などそれぞれの成分のパワーはマイルドであり、それぞれの症状が一発で取れる事はあまりありません。何にでも効くようで大して何にも効かず、目に見える効果として現れるには時間と回数がかかる=費用も多くかかる事となります。また、単一の種類の光を出す事が難しいので、例えば肝斑への照射ではどうしても肝斑に悪い刺激となる種類の光が混じって照射されてしまう事から、肝斑が悪化する可能性があります。
よって、当院ではIPLは取り扱わず、治したい症状に合わせてそれぞれ必要なレーザーを複数保有しており、病変によってレーザーを使い分けて照射しております。
治療に使用する機器
CANDELA社のGentle Max Proを使用します。ジェントルというと脱毛を思い浮かべる方が多いかと思いますが、上位機種であるGentle Max Proになると脱毛以外にも色々なお悩みの改善に使用できるモードが追加されます。さらに、細かな糸くずのような血管や赤みをよくするために専用のハンドピースを追加導入しており、より専門的にお悩みにアプローチできるよう整えています。
レーザーフェイシャルはレーザートーニングやピコトーニングと同種の効果を狙うもので755nmの波長のレーザーを使用します。
タイトニングレーザー、レーザーシャワーは他院のサーマクールやジェネシスと同種の効果を狙うもので1064nmの波長のレーザーを使用します。
目指すお肌によってこれらのレーザーの中から単独または複数組み合わせて照射いたします。
頻度と回数
月1-2回でまずは4-5回受けてみることをオススメします。
改善した後も、赤みやくすみは紫外線や肌質、皮脂の具合など様々な条件によりまた出る可能性があるものですので、たまにメンテナンス用に受けて頂くとより効果的です。