キュリア（ダイオードレーザー）

キュリア（ダイオードレーザー）とは

ハーバード大学で開発されたレーザー技術に改良を重ね、日本人の肌質に合わせ開発されたダイオードーレーザーです。
810nmの長い波長を持ち、肌ダメージが少なく高出力で照射できます。
波長が長い程皮膚の深い所に反応しますので、真皮のコラーゲンや毛を作る毛母細胞、毛包幹細胞にアプローチできます。
皮膚を-10℃まで冷却保護して照射するため、痛みが少なくダウンタイムもほとんどありません。

キュリア（ダイオードレーザー）の効果

レーザーによる熱が真皮の線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン生成を促すことで肌にハリを生み、弾力のある肌やしわ・たるみ（ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴライン、その他小じわ）の軽減に効果があります。

ニキビの補助治療に関しては、ニキビの炎症部分に反応し、アクネ菌や皮脂に対して熱の力を加えます。コラーゲン生成を促す事から、かなり回数を重ねる必要はありますがニキビ跡の凹凸を目立たなくする効果も少しあります。ニキビの原因になる皮脂を壊す分毛穴が引き締まるので、詰まり毛穴に悩まれる方にも良い適応となります。

メラニン色素にマイルドに反応するので、シミ取りレーザーのようにかさぶたになって一度で取れるという程ではありませんが、くすみなどに効果が期待できます。

つまり、しわ・たるみ・ニキビ・毛穴・くすみと浅く広くカバーできるコスメティックレーザーシステム。それがキュリアです。

キュリア（ダイオードレーザー）の施術間隔と治療回数

【顔全体の細かいしわ、たるみケア、下まぶたのたるみの治療】
最短週１回です。キュリアは回数を重ね徐々に効果を出していくものなので、症状の程度にもよりますが、10回以上かかると見込んで下さい。その分1回ごとの料金をお安く設定しております。また、しわたるみの種類や深さによって、ヒアルロン酸、ボトックスなど他の治療が必要になる場合があります。

【脱毛】
3回目までは1〜2か月に1回、それ以降は2〜3か月に1回照射します。多少長く間隔があいても大丈夫ですが、どんなに間隔を置いても毛周期の都合上4か月に1回は打った方が良いでしょう。回数は個人差がありますが8回程度見込んでください。1㎠のテスト脱毛は無料です。施術可能部位はワキ、前腕、膝下、顎、ビキニラインです。女性スタッフ同伴の上で男性医師の照射となります事をご了承下さい。
皆様からの脱毛の需要が高ければ今後女性看護師施術とする可能性があります。

【ニキビ治療】
2週に1回の頻度で、ニキビ治療の際に併用します。治療回数に設定はなく、ニキビがひどい時などに補助療法にあてると良いイメージです。

治療の流れ

施術部位は何も塗らずにお越し下さい。メイクなどしてご来院される場合は予約時間の15分前にお越し頂き、院内でファンデーションをしっかり落としてお待ちください。化粧品に含まれる金属や光沢成分などにより熱傷や治療効果低下のリスクとなります。

治療内容によって、施術部位にジェルを塗布します。機械のヘッドでクーリングしながらレーザーを照射していきます。

ジェルを塗布した場合は拭き取り、施術終了となります。

ダウンタイムとアフターケア

キュリアにはダウンタイムがほぼありません。ごく稀に帰宅後にもひりつきを感じる場合があります。その際は保冷剤などで冷やしてください。軟膏などは不要です。

メイク、洗顔、入浴

いずれも施術直後から可能です。

リスク、副作用

稀にある副作用：熱傷、色素沈着

施術を避ける箇所、受けられない方

・妊娠中の方
・施術部位に皮膚炎、感染症のある所